ガラス玉遊戯 第6回公演『星読み騙り』

旗揚げ前から大橋の作・演出作品すべてに出演しているガラス玉遊戯のカンバン。

ガラス玉遊戯の描く、人間のずるさ・見栄・弱さを演じさせたら右に出るものはいない…がゆえに、お客さまにはすっかり「性格悪いヒト」のイメージが定着していますが、本当は優しくキュートで天然なオトナの女性です。

最近の出演作は劇団印象「青鬼」「妻月」「人涙」、演劇ユニットてがみ座「線のほとりに舞う花を」など。
今年は、密陽夏公演芸術祝祭、居昌国際演劇祭、D.Festa 大学路小劇場祝祭など海外の演劇祭にも参加し、活動の場を広げています。

ゴスペル、バンドヴォーカル等の音楽活動をへて、役者の道へ。
ガラス玉遊戯は「わたしのゆめ」「沈み愛」に続き三回目の出演。

どことなく陰のある役者が集まりがちなガラス玉遊戯の中で、陽の部分を一身に担う、ガラス玉遊戯のマスコットキャラクター。ジブリ顔に天然な性格、熱狂的な相撲ファンで、シンハラ語を話し、ケーキづくりはプロ級というかプロ・・・とキャラづくりもある意味完璧です。

器用ではないけれど、決して自分の軸をブラさず、稽古場では最後まで粘りに粘り、本番では全部持って行く。今回はまた新しいハードルに挑戦中。乞うご期待！

飽くなき探求心で身体と言葉の可能性を探る求道者。
幼少時にバレエを始め、競技ダンスをへて現在はバレエ講師とヨガのインストラクターをつとめる。学生時代は言語学を専攻し、英、独、伊、仏語を読みこなす才女。

探究心の強さは役者活動にも生かされ、台本の読み込みっぷりは群を抜く。読み込み過ぎてアサッテの方向に向かい、稽古場を混乱に陥らせることも多数。

ガラス玉遊戯は２度目の登板。前回出演「わたしのゆめ」では鼻持ちならないインテリ主婦役が「イライラした」「ムカついた」と大好評。果たして今回は？

「亜庭」と書いて「あにわ」。通称アニー。

美味しいもの食べ歩きが大好き。キャラものをこよなく愛し、Perfumeの振りつけを完コピする乙女でフレンドリーな内面と、マイペース、ローテンション、薄いリアクション、のクールな外観とのギャップが魅力。

ガラス玉遊戯は今回初参加。内に秘めた強い思いを漂わせる、健気で切ない演技が見ている人の心を打つ。
最近の出演作は、ラフカット2010、BLUE HIPS「テオリ」、ハイブリッド・アミューズメント・ショウbpm「池田屋チェックイン」、アンティークス 「これから」、ジャングルベル・シアター「ママ 〜君といつまでも〜」など。

薔薇アイテム収集が趣味。名前もバラ、服装もバラ、小物もバラ、メールまでバラの画像がついてきます。抜群に似合っていますが、みなさんの想像するような似合いかたではありません。

オンナとしても役者としても残念さのクオリティは圧倒的、と自虐気味に騙る彼女。残念な男女ばかり登場する初参加のガラス玉遊戯の世界でも、大輪のバラの花となって咲き誇ることでしょう。

最近の出演作は、チャリＴ企画『12人のそりゃ恐ろしい日本人2012』、SPIRALMOON『キネカメモリア』、オフィスインベーダー『ヘルプマン！』など。
緊密なギャラリー公演から、紀伊國屋、明治座、厚生年金と、大ホールでの公演まで経験し、シリアス、社会派、コメディと ジャンルを問わず幅広く活躍中。また、最近はワークショップ講師として後進の指導・育成にも力を注いでいます。

大阪芸大から青年座研究所を経て小劇場の世界へ。隠れファンの多かった劇団「野鳩」（長年の沈黙を破って2013年活動再開予定！）に所属しながら、数々の舞台で活躍中。

最近の出演作はelePHANTMoon『ORGAN』、ワワフラミンゴ『けやきコース』、DULL-COLORED POP『人間失格』、殿様ランチ『正義について』、など。

説得力のあるナチュラルな芝居の中に、天然なのか計算なのか分からない絶妙のクセ玉をどんどん放り込んでくるバランス感覚が絶妙。この個性が初参加のガラス玉遊戯でどのように花開くか？

ガラス玉遊戯のムードメーカー。舞台美術や演出、広報宣伝に至るまで演出・大橋のなくてはならないブレーンとしても活躍。「がらだまブログ」に毎日のように書き綴られる、日記なのかエッセイなのかよく分からない脱力系文章もひそかな人気を集めています。

稽古場では小ネタ大ネタを放り込んで共演女優の芝居をつぶす「稽古場あらし」と化し、前回は龍田、今回は齋藤が日々、餌食になっています。

最近の出演作は、 シンクロ少女「未亡人の一年」「少女教育」、東京ハートブレイカーズ「フィッシュストーリー」、ミナモザ「エモーショナルレイバー」など。

吉本興業東京ＮＳＣ俳優コースを卒業。劇団Ｎの２乗をへてフリーに。最近の出演作はアシカツ「農業少女」、Nの２乗「私とアナタの間の距離は…」など。

ガラス玉遊戯は3度目の出演。
「無気力」・「無愛想」・「無神経」の三無芝居？をやらせれば説得力は抜群。稽古場でエチュード（即興芝居）をするたびに女優陣からは非難轟々、公演ではお客様のオンナゴコロをイラつかせています。
でも素顔の彼は人一倍ナイーブで気遣いのできるナイスガイなので、どうか温かい目で見守ってください。

この１年の出演作は、ラフカット2011「DEADorDEAD」、こゆび侍「タルチュフ／いつか」「うつくしい世界」、オーストラ・マコンドー「くちづけ」、ホチキス「クライシス百万馬力」、SHINSAIreading for JAPAN、日本のラジオ「パイ・ソーセージ・ワイン」などなど、書ききれず・・・。腕もキャラも立つ個性派俳優として、多くの劇団から引っ張りだこに。

一見ラフでパワフルな演技の裏には、緻密で繊細な役づくりが見え隠れする。そこはかなくと漂う「うさんくささ」も魅力。初参加のガラス玉遊戯の世界にどのような彩りを添えるのか？ご期待ください。